カロッツェリアのユニット TS-W2010 サブウーファーを使って
車のオーディオは、iPodとカーオーディオ取り付け以外は純正のままでしばらく聴いていました。しかし、純正の音に満足できず、車のデッドニングと効果アルパイン スピーカー DDL-R17Sと作業してきました。
それでも、低音不足を感じていたので、サブウーファーの取り付けを行うことにしました。
最初は、取り付けも簡単そうな、パワードサブウーファーにしようと考えていました。しかし、carrozzeria(カロッツェリア)のパワーアンプ「PRS-D7200」が激安で入手できたので、エンクロージャーを自作してユニットサブウーハーを製作し、インストールすることにしました。
セダンで、サブウーファーの低音を車内へ直接デリバリーしようと考えた結果、取り付け位置にはトランクスルーを利用することになりました。トランクスルーの横幅がせまいため、ユニットサブウーファーのサイズは、20cmのものしか利用できません。丁度良いサイズが、カロッツェリアのTS-W2010 だったため、これに決まりました。
このユニットは、エンクロージャーの容積が小さくても大丈夫なようです。トランクの容量をあまり減らしたくなかったので、最適なサブウーファーですね。パワーアンプとの相性も良さそうです。
carrozzeria(カロッツェリア) 20cm ユニット サブウーファー
この ユニット サブウーハー の特徴は、次の通りです。
carrozzeria TS-W2010 カロッツェリア(パイオニア) 20cmサブウーファー
高剛性のダブルコーン構造と大型4層ボイスコイル採用により、圧倒的な薄型化を実現しながら、正確でキレのある低音の再生を可能にしました。振動板は、上段にカーボン素材とグラスファイバーをコンポジットしたPPコーン、下段にグラスファイバーをコンポジットしたPPコーンを配置したダブルコーン構造。上下の振動板の間に密閉された空気がダンパーの役割を果たすため、リニアリティに優れ、経年変化にも強いという特長があります。また、下段振動板に小口径コーンを採用することで、適応エンクロージャーの小容積化を実現しました。
磁気回路には、薄型フレームの内側に大型のマグネットを配置して強力な磁力を確保。量感にあふれ引き締まった低音再生を実現しました。また「TS-W2010」にはダブルマグネット方式を採用。二重のマグネットで小口径ユニットながら強力な磁力を確保しています。
スピード感あふれる低域再生を実現しながらも、下段振動板に小口径コーンを採用することで、適応エンクロージャーの小容積化を実現。コンパクトな薄型設計で、群を抜く取付性の高さ、スペースユーティリティ性を誇ります。
TS-W2010 は、フリーエアー設置も可能です。
エンクロージャーの製作と取り付け
サブウーハーのエンクロージャーは、材料にMDFを使って作成しました。エンクロージャーの容積は、カロッツェリア TS-W2010 の推奨容積の最大になるよう設計しました。
製作途中では、MDFの塗装に失敗し、レザーシートを貼り付けすることになりましたが、それ以外はしっかり作成できました。ボックス内部にも吸音材を貼り付けしてあります。
サブウーハー取り付けは、エンクロージャーをトランク側から室内側へ押し出すようにして、インストールしました。エンクロージャーの形状を室内へサブウーファーが飛び出さないようにしたため、しっかりハマっています。固定は今のところ行っていません。
サブウーハー取り付け後の感想
carrozzeria(カロッツェリア)のパワーアンプ「PRS-D7200」には、バスブーストコントローラーもついています。バスブーストは使わなくても、かなり良い低音が出ています。
フロントスピーカーだけでは再生できなかった低音が出ているので、音に奥行きが出た感じがします。フロントスピーカーの負荷も減ったのでしょうか。
TS-W2010 は、エンクロージャーが小型で済むのも良いですね。トランクロームはあまり犠牲にすることなく、ウーハーボックスを設置できました。
20cmと小径のユニット サブウーファーだったので、音質向上は少し心配していましたが、まったく問題ありませんでした。25cmや30cmを使ったら、どんなことになるのかも楽しみですね。大満足の出来です。